半世紀にわたって即興音楽を追求してきたチェリスト、トリスタン・ホンジンガーのワークショップを開催します。音、声、言葉、身体などジャンルや経験は問いません。どうぞ奮ってご参加ください。独自の即興観に基づくメソッドによって、自由な自己表現と共同創作の面白さを同時に探究することができるでしょう。人数に限りがありますのでお早めに。お問い合わせ、ご応募お待ちしています。

(両日とも定員となり募集は締切ました。)

Tristan Honsinger’s Workshop
6月9日(金)-10日(土) 時間/17:00~20:00
定員:10名 (各日)
参加費:3000円/1日のみ 5000円/2日間
会場:Permian
受付/ info(at)permian.tokyo
※会場スペースの都合上、持ち込まれる楽器等については事前にご相談ください。

トリスタン・ホンジンガー Tristan Honsinger
1949年アメリカ合州国ヴァーモント州出身。ニューイングランド音楽院などで学ぶ。1969年モントリオールで即興演奏を始め、デレク・ベイリーに触発されて1974年からヨーロッパに移住。デレクのCompany、ミシャ・メンゲルベルク、ハン・ベニンクのICP(Instant Composers Pool)、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、ペーター・コヴァルト、ペーター・ブロッツマンらのGlobe Unityに同時に参加し、フリージャズとインプロヴィゼーションの交錯するヨーロッパ即興シーンを縦横に駆け巡る傍ら、Katie Duckとの即興劇団”The Great Salt Lake Mime Troup”、近藤等則らと作った自身のグループ”This,That and the Other”では、即興と作曲の混合スタイルを始める。1983年近藤と初来日し浅川マキのアルバムに参加、91年には浅川のプロデュースで近藤、渋谷毅と”from the broken world”を発表した。1988年セシル・テイラーのヨーロッパグループのメンバーとなる。原田依幸、鈴木勲、豊住芳三郎、高瀬アキ、井野信義、堀川久子ら日本人ミュージシャンとの共演多数。2010年からベルリンを拠点に極めて精力的に活動し、独自の即興観の集大成として音楽劇”Hopscotch”(石蹴り遊び)を各地で上演する。2013年日本ツアー、2014年日本カルテット”House of Wasps”を結成。2020年初の詩文集”Wander and Wonder”を出版、2023年1月コロナ禍のブランクを経て再びヨーロッパに戻った。